2021/06/15 15:56



内野隆文
「ねこ」
2021年
紙粘土にアクリル
8.5×6×6.5cm


紙粘土をこねてはつぶし、かたちを作っては壊し。
ひたすらに作業を繰り返し、ようやく一匹の生き物が現れた。
にゅっと立つ耳はやや「うさぎ感」があるが、どちらかと言えばねこである。
あるいは「うさねこ」と言っても過言ではない。

覚えていられないくらいたくさんの色を重ねて、白い釉薬で焼いた重々しい焼き物のような質感になった。


薄目を開けて微笑を湛え鎮座する姿は、さながらシュールな仏像のような雰囲気を漂わせ、なんとなく拝んだりしたくなる。
変な存在感がある。

内野の記念すべき初の立体作品。